ガラスをつくる ― 酸化物を混ぜ,融かし,冷やす

ガラスは「融かして冷やせばできる」材料ですが,どんな配合でも,どんな冷やし方でもガラスになるわけではありません. ①では SiO2,Al2O3,MgO,B2O3,Na2O,K2O の配合を決め,実際に秤量する原料(ケイ砂・炭酸塩・ホウ酸)の質量と,加熱で抜けるガスの量を求めて乳鉢で混ぜます. ②では電気炉で加熱し,炭酸塩の分解(CO2 の泡),砂の溶解,泡抜けと均質化,網目の中での Al と B の役割を見ます. ③では急冷と徐冷を比べ,結晶になるかガラスになるかが,冷やす速さと組成の両方で決まることを確かめます.

東京理科大学 望月研究室 / 3 つのタブは 1 つの試料の状態を引き継ぎます(①の配合と混合 → ②の融液 → ③の冷却). 数値の区別:文献値出典のある値,模式傾向を見せるための教育用の規則,仮先生の資料または文献で確認が必要な値. 冷却の速度論(③)が定量なのは文献値のそろった代表組成だけで,任意の配合は模式です.ガラス転移と結晶化の原理は 2 成分系の状態図 ④ で扱います. 詳しい説明と出典は解説ページにあります. 戻る:望月研究室 Education ― 無機材料学 > 仮想実験・無機材料学の教材一覧