STO-nG ― Gauss 関数 3 本で,水素 1s を真似る

正しい形は Slater 型 e−r,計算しやすい形は Gauss 型 e−αr². 量子化学は「正しい形を,計算しやすい形の和で真似る」ことにしました——それが STO-nG 基底です(講義第 5・6 回). ①で 1 本 → 2 本 → 3 本と増やして波動関数とエネルギーがどこまで良くなるかを, ②でその御利益の源である Gauss 積の定理と重なり積分 S(R) を見ます.

長さは Bohr 半径 a0 単位,Gauss 指数 α は a0−2 単位,エネルギーは eV です.