箱を仕切って,左に気体 A,右に気体 B を入れておきます.仕切りを外すと, 誰も何もしていないのに二つは勝手に混ざり,二度と元に戻りません. ①では分子が混ざっていく様子を見ながら,エントロピーが実際に増えていくのを 分子を数えて測ります.②では,この「勝手に起きる」という向きが, 定積なら Helmholtz の自由エネルギー F, 定圧なら Gibbs の自由エネルギー G が下がる向きと同じであることを確かめます.
気体は理想気体として扱い,内部エネルギーとエントロピーは 並進・回転・振動の分配関数から組み立てています(Carnot サイクルの教材と同じ式). 分子の絵は剛体球の弾性衝突で,運動量とエネルギーを厳密に保存します.